このサイトは、主体的にアクションを起こしてコロナを克服しようとする人々の活動に役に立つツールとして企画・制作しました。人々が地域ごとの実効再生産数を共通の指標にしながら、これを1以下に引き下げるための具体的なアクションを起こすことが前提とされています。そのような主体的なアクションを起こす気のない人々にとっては、おそらくは「無用の長物」です。

—  人との接触時間や頻度を減らす主体的かつ具体的なアクションを起こす人は、たとえ社会全体の実効再生産数を大きく引き下げることには貢献できなくても、自分と身近にいる大切な人々の感染リスクを大きく減らすことは確実にできる(リスクをほぼ0にすることも可能)。だから、周囲に賛同者や理解者がひとりもいなくても主体的なアクションを起こす意義は十分あるのです。 — 

【1】このサイトについての基本的な説明

実効再生産数(RまたはRtなどと表記され、「R値」と呼ばれることもあります)については、最近、メディアでも報道されることが少し増えてきたので、ご存知の方も少なくないと思います。この数字が1を越える期間が続くと、コロナウィルスの新規感染者数が加速度をつけながら増加します(逆に1を下回る期間が続くと収束していく)。

各地域の最新の実効再生産数とその変化は、自治体のWebサイトで毎日ダウンロードできる新規感染者数のデータを使えばパソコンと表計算ソフトを使って誰でも計算できます(ただし、実効再生産数を算出する計算式は一通りではありません。研究者の考えによって互いに異なる複数の式が存在し、計算結果に若干の違いがあるようです。しかし、よく使われている式は存在し、それを使って計算する人が多いようです)。

日々変わる実効再生算数を各地域内で住民が共有し、互いにコミュニケートしながら、この数値を引き下げるような具体的なアクションを起こし、近くに住む他の住人を活動に引き込むことによって、その地域の実効再生産数が1を下回る状況を作る。

多くの地域で同様の動きが起これば、全国の実効再生産数が1を下回り、さらに海外に波及すれば、全世界の実効再生産数が1を下回り、1を下回る状況をずっと継続させることができれば、コロナの感染は終息に向かうでしょう。

これは決して無理なことではありません。十分可能なことです。要するに、新規感染者の増加を上回るスピードで、実効再生産数を引き下げるようなアクションを実践する住民を増やせばいいのです。アクションを起こす住民の増殖率を表す「実効再生産数」を引き上げればいい。

このようなことを可能にするために、このサイトを企画・制作してみました。

このサイトはtwitterと組み合わせて使いますが、twitterが元々持つ拡散機能を一層強化する「ブースター」として機能するようにデザインしてあります。

twtterでは遠くの人とのコミュニケーションも可能ですが、このサイトを使うことで、地域名のハッシュタグを共有できる同じ地域の住人ちのコミュニケーションが活性化されるよう機能をデザインをしました。具体的には全国2000近くある自治体別のカテゴリーを設けました。

同じ地域で暮らす人々とコミュニケートすることはきわめて重要で、その地域の有効再生産数を1以下に引き下げるための具体的なアクションを引き出しやすくなると思います。

地域内には、どのようなアクションが人との接触を何パーセント引き下げ、実効再生産数をどのぐらい引き下げるかを試算できる人が少なくとも1人は存在するでしょう。

単に「不要不急の外出はやめましょう」と互いに呼びかけ合うだけでは具体的なアクションを引き出すことは難しく、例えば「人との接触時間と頻度を月当たりどのぐらい減らせば、どのぐらい実効再生産数を引き下げることができるか」というようなことについて目安となる数字が示される方が、人々は不要不急の外出を控えるでしょう。

twitterではそのような数字の試算を試みる人同士の地域を越えたやりとりも可能です。感染症についてのシミュレーションを専門とする学者や研究者の卵たちの中には、そのようなコミュニケーションに付き合ってくれる人もいるでしょう。このサイトでは、そういうコミュニケーションが起こるように「シミュレーション」というカテゴリーも設けました。

【2】下からの「カイゼンKAIZEN」によってコロナを克服する

ところで、同じ実効再生産数を共有した人々が具体的なアクションを起こし、試行錯誤を通じてこれを下げていけば、コロナは必ず克服できるはずですが、このようなアクションを続ける際に参考になるものとして当方が注目しているのは「カイゼンKAIZEN」と言われる活動です。

政府や専門家からメディアを通じて”上から”呼びかけられて人々がこれに「協力」するのではなく、住民が”自分たちのために”、地域の実効再生産数を共通の指標にしながら自主的かつ草の根的なアクションを起こし、”下から”の活動によってコロナを克服するという精神は「カイゼンKAIZEN」が理想とするものに他なりません。

今や国際的に通じる言葉になってしまった「カイゼンKAIZEN」は、言うまでもなく、日本発のものです。日本には、職場などでカイゼン活動を経験した人たちが層をなして存在します。

実効再生産数を1以下に引き下げるための「カイゼンKAIZEN」を、地球上で最もうまくできるのは、日本に住む人々かも知れません。

もし、日本で「カイゼンKAIZEN」によってコロナを克服できたら、同じ方法とノウハウは全世界に拡散するでしょう。

今やほとんどの国や地域で政府主導の”上からの対策”が限界に直面しています。残された道はコロナの影響を直接受ける人々による”下からの”カイゼンKAIZENしかないのではないでしょうか。

MENU
PAGE TOP